注文してから早3ヶ月が経とうとしたある日、1通のメールが届きました。
「DHL Shipment Notification」と書かれたタイトルがワタシに「raspberry pi」の配達状況を知らせるものでした。
届いた箱には待ちに待ったpiちゃん!
同時に購入した専用ケースと一緒に早速セットアップを始めました。
まずは必要なものを準備
・電源 microUSB TypeBで、5V 700mAが出力できるもの
といっても、一般的なスマホの充電ケーブルで事足りましたので、予備のスマホ充電器を用意。
・SDカード
Raspberry Pi用のLinuxOSをインストールするのに最低2Gは必要なので、適当にその辺のSDカードを用意。
(SDHCは未確認)
・USBキーボード・USBマウス
・HDMI-HDMI もしくは HDMI-DVIケーブル
基本Xwindowは使わないつもりなので、セットアップ用にTVとHDDレコーダーをつないでいたHDMIケーブルを拝借
・LANケーブル
以上が必要となります。
ハードウエアの準備ができたところで、SDカードにOSをインストール。
公式サイトのdownloadからOSイメージをダウンロードします。
4種類あるようですが、まずはオススメの「Raspbian “wheezy”」をチョイス。
<手順>
1.ダウンロードしたファイル(tar.gz)を解凍するので、windowsならlhaplusなどで解凍しましょう。
2.解凍してできたimgファイルをSDカードに書き込むため、ddを使用。
(参考)
公式に掲載されているWindows用のソフト Win32DiskImager
DD for Windows
3.書き込んだSDカードをpiに差し込んで、起動します(電源スイッチはないので、コンセントに差すw
うまく行くと初期設定の画面が現れます。
初期設定画面では、おおむね以下のように設定しました。
1.expand_rootfs
用意したSDカードは先頭から2GB程度しか使われていないので、カード全体を使用できるようにします。
2.overscan
画面の周囲が切れてしまう場合などに隙間を空けます。
3.configure_keyboard
キーボードを選択します。日本語キーボードを使用する場合はまず、Generic 105-key(Intl)PCを選択してJapanese - Japanese(OADG 109A)を選択します。
4.change_pass
初期登録されている「pi」ユーザーのパスワードを変更します。(デフォルトは「raspberry」のようです)
5.change_locale
ロケールの設定ですが、日本語フォントがインストールされていない初期状態では文字化けするようです。なのでとりあえずスキップ
6.change_timezone
日本時間に設定するのでAsia→Tokyo
7.memory_split
メモリの配分を変更できるようですが触っていません。
8.ssh
別PCからネットワーク越しに接続できるよう設定します。ワタシはpiをサーバ的に使おうと思っておりますので必須。
9.boot_behaviour
起動時にXデスクトップを表示する場合はyes。コマンド画面でいいならNoを選択します。
10.update
アップデートを取得する場合は選択します。
これらの設定を行い、再起動すれば、見事起動してくれます!
万一設定を変更したいという場合はコマンドラインで
sudo raspi-config
を打てば変更可能ですので、色々試して見ましょう。
2012年8月29日水曜日
2012年6月18日月曜日
linuxのメモリが足りているか確認するコマンドメモ
まずはfreeコマンド
「Swap:」のusedをチェック
上記の例だと108KBしかSwapを使っていないので、事実上問題ない。
次はvmstat
si(swap in)とso(swap out)を確認。
両方とも0なので何の問題もない。
「Swap:」のusedをチェック
[root@hoge]# free total used free shared buffers cached Mem: 3089280 3074700 14580 0 974968 1044600 -/+ buffers/cache: 1055132 2034148 Swap: 2031608 108 2031500
上記の例だと108KBしかSwapを使っていないので、事実上問題ない。
次はvmstat
si(swap in)とso(swap out)を確認。
[root@hoge]# vmstat procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- -----cpu------ r b swpd free buff cache si so bi bo in cs us sy id wa st 0 0 108 21896 971572 1041808 0 0 498 508 5 8 1 1 89 9 0
両方とも0なので何の問題もない。
2012年5月25日金曜日
centOSをネットワークインストール(6.2対応版)
OSインストール時にメンドウなのが、インストールCDやDVDを作成すること。
作ってもインストールが終わったら不要なものになってしまうので、できれば作りたくないものです。
そこで試してみたのが、ネットワークインストール
これを1枚作っておけば、違うバージョンをインストールしたくなってもカンタン♪
① まずはネットワークインストール用のisoをダウンロード
下のリンクの6.2を他のバージョンに変えてもOKです。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.2/isos/i386/
から「CentOS-6.2-i386-netinstall.iso」とうisoイメージをダウンロード
② CD等に焼くかマウント(私はVMware上での構築なので、新規仮想マシンにマウント)して起動
③ 初期画面で[Enter]キーを押す
④ 「Choose a Language」でJapaneseを選択
※ 「途中まで日本語が表示できないよ~」というような警告が出るので「OK」を押して継続
⑤ Keyboard Typeという画面でjp106を選択
⑥ Installation MethodでHTTPかFTPを選択
⑦ Configure TCP/IPでIPv4を設定(私はとりあえずDHCPにして、IPv6は無効にしました)
⑧ HTTP Setupではダウンロードするpathを入力しますが
ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.2/os/i386/
と入れればOK(たぶんバージョンを変えてもいけそうです)
作ってもインストールが終わったら不要なものになってしまうので、できれば作りたくないものです。
そこで試してみたのが、ネットワークインストール
これを1枚作っておけば、違うバージョンをインストールしたくなってもカンタン♪
① まずはネットワークインストール用のisoをダウンロード
下のリンクの6.2を他のバージョンに変えてもOKです。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.2/isos/i386/
から「CentOS-6.2-i386-netinstall.iso」とうisoイメージをダウンロード
② CD等に焼くかマウント(私はVMware上での構築なので、新規仮想マシンにマウント)して起動
③ 初期画面で[Enter]キーを押す
④ 「Choose a Language」でJapaneseを選択
※ 「途中まで日本語が表示できないよ~」というような警告が出るので「OK」を押して継続
⑤ Keyboard Typeという画面でjp106を選択
⑥ Installation MethodでHTTPかFTPを選択
⑦ Configure TCP/IPでIPv4を設定(私はとりあえずDHCPにして、IPv6は無効にしました)
⑧ HTTP Setupではダウンロードするpathを入力しますが
ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/6.2/os/i386/
と入れればOK(たぶんバージョンを変えてもいけそうです)
とってもカンタン、是非お試しあれ!
2012年5月13日日曜日
Raspberry Piはまだですか?
名刺サイズの超小型PC「Raspberry Pi PCBA Type B」にかなーり期待(^^ なんと35ドルという低価格のlinuxベースのPCで日本国内での販売が決定したようです。
発表直後から問い合わせが殺到したらしく、発売元のRSオンラインサイトも一時停止、復旧後はメアドを登録して、連絡待ちと言う状態。
私も3月に登録しましたが、順番待ちのよう・・・
5月8日に来たメールには4000人オンラインストアへ招待があったとの旨がかかれたましたが、一体自分は何番なんでしょう???早く触ってみたいぜ~
(参考URL)2012年4月28日土曜日
プログラミング用フォントRicty
プログラミング用フォントに「Ricty」を選択
ライセンスの問題があるようで、作成スクリプトの配布になっており、自分で作る必要があったので手順をメモ
1. fontforgeをインストール
パッケージマネージャからなのでこれはカンタン
2. フォント「Inconsolata」をインストール
http://levien.com/type/myfonts/inconsolata.html
から、OpenTypeフォントをダウンロードしてfontフォルダへコピー
https://github.com/yascentur/Ricty/tree/3.2.0
画面中央右の「Downloads」からダウンロードしてスクリプトを解凍・ゲット
5. スクリプトを実行
6. 出来上がった2つのフォントをfontフォルダにコピーして完了!
見やすいフォントでLet'sプログラミング♪
(本家へのリンク)
プログラミング用フォント Ricty
ライセンスの問題があるようで、作成スクリプトの配布になっており、自分で作る必要があったので手順をメモ
1. fontforgeをインストール
パッケージマネージャからなのでこれはカンタン
2. フォント「Inconsolata」をインストール
http://levien.com/type/myfonts/inconsolata.html
から、OpenTypeフォントをダウンロードしてfontフォルダへコピー
sudo cp /inconsolata.otf /usr/local/share/fonts/3. 同じくフォント「M+とIPAの合成フォントhttp://mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/」から「Migu 1M」をダウンロードしてfontフォルダへコピー(NormalとBoldの2ファイルがあるので*.ttfでまとめてコピー)
sudo cp /*.ttf /usr/local/share/fonts/4. gitHubからRicty生成用スクリプトをゲット
https://github.com/yascentur/Ricty/tree/3.2.0
画面中央右の「Downloads」からダウンロードしてスクリプトを解凍・ゲット
5. スクリプトを実行
sh ricty_generator.sh autoもしくは
ricty_generator.sh Inconsolata.otf migu-1m-regular.ttf migu-1m-bold.ttf
6. 出来上がった2つのフォントをfontフォルダにコピーして完了!
見やすいフォントでLet'sプログラミング♪
(本家へのリンク)
プログラミング用フォント Ricty
2012年4月2日月曜日
CentOS5.8にopenSSH5.9をインストール
CentOS付属のopenSSHのバージョンが古いので、一旦アンインストールして入れ替える。
作業はすべてrootで行います。
telnet有効化
# yum -y install telnet-server
# /sbin/chkconfig telnet on
# /etc/init.d/xinetd restart
実機から操作できない場合は一旦telnetでログインできるようにtelnetを有効にする。
ファイアーウォールやSElinuxをチェックした上で、接続できない場合、ホスト名が正しく設定されていない場合がある。
・/etc/sysconfig/network のHOSTNAME
・/etc/hosts の 127.0.0.1
にホスト名が設定されているか確認する。
openSSHの入れ替え
端末で現在のバージョンを削除
yum -y remove openssh
新しいバージョンをインストールするために必要なパッケージをインストール
yum -y install pam-devel
最新版のソースを取得
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/OpenBSD/OpenSSH/portable/openssh-5.9p1.tar.gz
アーカイブを解凍
tar xzvf ./openssh-5.9p1.tar.gz
解凍されたファイルの「./openssh-5.9p1/contrib/redhat/openssh.spec」を編集
%define no_x11_askpass 0 ⇒ 1 に変更↓
%define no_gnome_askpass 0 ⇒ 1 に変更
%configure \ ⇒の次の行に
configure --without-zlib-version-check \ ⇒ を挿入
%doc CREDITS ChangeLog INSTALL LICENCE OVERVIEW README* PROTOCOL* TODO WARNING*
⇒ の WARNING* を削除
>./openssh-5.9p1/contrib/ 以下にある、redhat以外のディレクトリを削除
# rm -Rf aix
# rm -Rf caldera/
# rm -Rf cygwin/
# rm -Rf hpux/
# rm -Rf solaris/
# rm -Rf suse/
展開したディレクトリを再圧縮します。
# tar czvf ./openssh-5.9p1.tar.gz ./openssh-5.9p1/
ディレクトリを削除
# rm -Rf openssh-5.9p1
rpmパッケージを作ります。
# rpmbuild -tb --clean openssh-5.9p1.tar.gz
rpmbuildがインストールされていない場合は
# yum -y install rpm-build
rpmbuildしようとすると依存性の失敗というエラーが出る場合がある
エラー: ビルド依存性の失敗:
openssl-devel は openssh-5.9p1-1.i386 に必要とされています
glibc-devel は openssh-5.9p1-1.i386 に必要とされています
krb5-devel は openssh-5.9p1-1.i386 に必要とされています
「○○ は openssh-5.9p1-1.i386 に必要とされています」の「○○」をyumでインストールすればOKビルドの最後のほうに出たエラー
configure: error: in `/usr/src/redhat/BUILD/openssh-5.9p1':
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
See `config.log' for more details
エラー: /var/tmp/rpm-tmp.98471 の不正な終了ステータス (%build)
RPM ビルドエラー:
/var/tmp/rpm-tmp.98471 の不正な終了ステータス (%build)
はCのコンパイラがインストールされていないことが原因なので
# yum install gcc
でCコンパイラをインストールすればOK
ビルドが成功したら、ログに書かれているディレクトリから3つのパッケージをインストール
rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/openssh-5.9p1-1.i386.rpmUvh
rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/openssh-clients-5.9p1-1.i386.rpm
rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i386/openssh-server-5.9p1-1.i386.rpm
要らないファイルを削除し後始末
rm -Rf ./openssh-5.9p1/
rm -f ./openssh-5.9p1.tar.gz
rm -f /usr/src/redhat/RPMS/i386/openssh-*
sshdの起動
/etc/rc.d/init.d/sshd start
自動起動設定
/sbin/chkconfig sshd on
SSHでログインを確認して、telnet接続を削除
/sbin/chkconfig xinetd off
/etc/rc.d/init.d/xinetd restart
yum -y remove telnet-server
これでインストール作業が一旦終了!
CentOSをネットワークインストール
OSインストール時にメンドウなのが、インストールCDやDVDを作成すること。
作ってもインストールが終わったら不要なものになってしまうので、できれば作りたくないものです。
そこで試してみたのが、ネットワークインストール
これを1枚作っておけば、違うバージョンをインストールしたくなってもカンタン♪
① まずはネットワークインストール用のisoをダウンロード
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.8/isos/i386/
から「CentOS-5.8-i386-netinstall.iso」とうわずか13MBのisoイメージをダウンロード
② CD等に焼くかマウント(私はVMware上での構築なので、新規仮想マシンにマウント)して起動
③ 初期画面で[Enter]キーを押す
④ 「Choose a Language」でJapaneseを選択
※ 「途中まで日本語が表示できないよ~」というような警告が出るので「OK」を押して継続
⑤ 「Keyboard Type」という画面でjp106を選択
⑥ 「Installation Method」でHTTPかFTPを選択
⑦ Configure TCP/IPでIPv4を設定(私はとりあえずDHCPにして、IPv6は無効にしました)
⑧ HTTP Setupではサイト名を「ftp.riken.jp」、Directoryは「Linux/centos/5.8/os/i386」に設定
これで、設定したディレクトリ以下の「images/stage2.img」をダウンロードしてGUIのインストーラが起動します。
とってもカンタン、是非お試しあれ!
作ってもインストールが終わったら不要なものになってしまうので、できれば作りたくないものです。
そこで試してみたのが、ネットワークインストール
これを1枚作っておけば、違うバージョンをインストールしたくなってもカンタン♪
① まずはネットワークインストール用のisoをダウンロード
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.8/isos/i386/
から「CentOS-5.8-i386-netinstall.iso」とうわずか13MBのisoイメージをダウンロード
② CD等に焼くかマウント(私はVMware上での構築なので、新規仮想マシンにマウント)して起動
③ 初期画面で[Enter]キーを押す
④ 「Choose a Language」でJapaneseを選択
※ 「途中まで日本語が表示できないよ~」というような警告が出るので「OK」を押して継続
⑤ 「Keyboard Type」という画面でjp106を選択
⑥ 「Installation Method」でHTTPかFTPを選択
⑦ Configure TCP/IPでIPv4を設定(私はとりあえずDHCPにして、IPv6は無効にしました)
⑧ HTTP Setupではサイト名を「ftp.riken.jp」、Directoryは「Linux/centos/5.8/os/i386」に設定
これで、設定したディレクトリ以下の「images/stage2.img」をダウンロードしてGUIのインストーラが起動します。
とってもカンタン、是非お試しあれ!
(メモ)linuxのバージョン確認方法
よく忘れてしまうlinuxのコマンドなどをメモ
linuxバージョン確認
uname -a
ipアドレスなどネットワークの情報を確認
ifconfig
ディストリビューションのバージョン確認
(centos)cat /etc/redhat-release(ubuntu)
lsb_release -a
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